養護教諭になってから毎年,卒業生に成長の記録をあげている。たぶん,ほとんどの養護の先生がそうだろう。
都内の養護の先生が作られたソフトを使い,1年生から6年生までの「身長」の伸びと「体重」の増加をグラフにあらわし,写真のようにして。
リボンの長さは,6年間の身長の伸び。過去,40cmも伸びた子どもがいた。
この時期,この成長の記録を作りながら,子どもの養護をつかさどる養護教諭として,自分は何をしてきただろうと問う。
初任のころ,「子どもたちがいて,学校があり自分たちがいる」ということを,ある方に言われた。
自分に何ができるかわからないが,子どもとできるだけ関わり,一人ひとりを理解できるように努めていきたい。
少し早いけど6年生10名「卒業 おめでとう」
昨日から喉が痛く,背中が痛く・・・。
明日から休みになるので,今日のうちに病院へ行っておこうと,少し休みをもらい学校近くのクリニックへ行って来ました。
熱もなく,ただ喉が痛く,背中が痛く,鼻水が少し,頭痛も。
インフルエンザでもおう吐下痢でもノロウイルス感染症でもなく,かぜの引き始めでしょう,とお薬をもらって仕事復帰。ちょっと安心しました。
クリニックの看護師さん(本校の保護者です)が,「東天城中の生徒数名と一般住民の方におう吐下痢が流行っていますよ」と。本校は誰も罹ってはいませんが,注意喚起のため先ほど先生方にお話をしました。
春はそこまでやってきていますが,病気はいつやってくるか分かりません。みなさん十分気をつけましょう。
卒業式まであと16日 修了式まであと17日です。
毎朝,9時過ぎに健康観察簿を集めにまわる。その時に,トイレの点検や校舎内に危険なものなどがないかを一緒に見る。その時に「あれ?いつもとどこか違う?」と感じるのが掲示板に貼ってある掲示物。
今年は色々なところからいただくポスターに「ふりがな」がふってあったり,柱にまで貼ってあったりと・・・。
今日も何気なく,いつものようにまわってると。5・6年の掲示板に「詩」が。立ち止まって読んでみると,自分の心の奥を現していたり,自分にたとえてみたり,と。(本人はづいていないと思うが。)私自身,「詩」を読んで色々なことを考えた。
多目的ホールには,群島展の図画作品が展示されてあった。どの作品も自分の気持ちを精一杯表してありステキだった。でも,それを「評価」する私たちの仕事って。
出張から帰って参りました。
県健研(第5回鹿児島県健康教育研究大会)へ行っておりました。
特別講演「子どもを守る ~地域の危機管理~」を演題に浅利眞さんがお話しをされた。
話しの内容は
・ 完璧な安全はない 完璧な安全はないことを認識する,安全を高める努力はできる。
・ 守ってあげると守る力を引き出す 子ども自身の自己防衛力(危機管理能力)を育む。
・ 危機管理に必要な力 観察力・状況判断力・決断力・実行力(最も重要なのが状況判断能力)
・ 「教える」から「考えさせる」へ 状況判断の仕方は教えられない。訓練し,肩越しから見守りながら実際にさせてみて,色々なやり方を伝えてあげる。
などなど。うまく表現できませんが,学校安全上とてもよいお話でした。
その後の沖縄での中学生暴行事件。またまま,色々なことを考えさせられました。「自己防衛力(危機管理能力)」を子どもたちにどう伝えるが,これからの課題です。
そのあとの分科会「健康相談活動の進め方」。発表校(中学校)の取組はとても組織づくりがとてもしっかりしていて素晴らしいでした。よい点は本校も取り入れながら,適切な対応ができるよう子どもと関わっていきたいと思った。
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